運命は踊るの作品情報・感想・評価

運命は踊る2017年製作の映画)

Foxtrot

上映日:2018年09月29日

製作国:

上映時間:113分

3.7

あらすじ

「運命は踊る」に投稿された感想・評価

きき

ききの感想・評価

3.5
そもそも運命てなんだ。なにかちょっとしたことで変わってしまうものなのか。それとももって生まれたもので何をどうやっても変えられないものなか。
変えられないものだとしたら、だれがなにをしたところで、結末は同じだったとおもうけれども。でもそのプロセスがやっぱりだいじで、ひとはそれに翻弄されていきていくんだろうなあと思った。
ohchiyo

ohchiyoの感想・評価

3.7
眠くなってしまった。。
詳細分からず。。
これはこちらの責任。。

ただ、嘘から崩れる家族の姿はどこか身につまされる。
まこと

まことの感想・評価

3.7
「このステップはどこに行っても必ず戻ってくる」
ミニシアター巡り第一弾。映画館に行くためだけに遠征する、こんな大人の休日を今年からはガンガンしていこう。
それにしても、【高知あたご劇場】凄い劇場だった。
昭和のまま止まってるというか…レトロという言葉だけじゃ表現できんわ。
高知観光の際は是非。


私がフォローしてる人でこの映画を観た人たちは8割近く"少し寝てしまった"とレビューしていたので睡眠対策だけはバッチリして望んだ。偉大な先人たちに感謝(何のこっちゃ)
観ていて『バタフライエフェクト』を思い出す映画だった。

運命とは何か。

先日、大活躍している競泳の女性選手が不幸にも大病を患ったと発表した。
とても気の毒なことだと思う。
しかし、彼女は乗り越えられるから試練なのだと。壁なのだと言った。
運命は時として残酷でどうしようもないこと。
それを前世の行いが~…とか、因果応報だ~…とかで片付けるのは簡単だけど、そんなことじゃないと思うんだ。

若くしてガンになる人もいる。
事故に遭う人もいる。
もちろん筆舌に尽くしがたい辛いことだと思うけど、自分にとって"運命"と思えるかどうか。

そんなことを考える映画だった。

映画館を出て、某宗教団体が作った映画のポスターがキラリと光ったように見えた。
そっか、人はこうして入信するのだなぁ…(違う)
えん

えんの感想・評価

4.5
カメラワークにこだわり
長回しのシーンが印象的
ドアップと俯瞰の画は展開の読めなさを演出し、不安感を醸し出す。

環境音のボリューム、BGMの挿入タイミングが絶妙

両親の住む家のインテリアや息子の仲間の兵士が操作するデジタル機器から、昔の話ではなく今まさに起こっている物語だとハッとさせられる。

淡々とした進め方が効果的
意味深なインサートが想像力をかきたてられる

1章の伏線を2章で更に広げ、3章のラストまで引っ張り、最後の最後でうまく回収していた。
冒頭の不気味さに対して、後味は意外にも悪くない。
KMD

KMDの感想・評価

3.3
画はセンス良いし好きな雰囲気ではあるけど、腑には落ちない。後半から答え合わせみたいになるし、運命というより親父中心の物語。パルム・ドッグ賞はあげたいね。
jumo

jumoの感想・評価

4.2
圧倒的に絵が綺麗で(というかミハエルの骨格がうつくしい!)、予想外に構図もすごく凝っていたので映画館で観れてよかった〜!

戦場に行っているものの退廃的に暇な生活を送る息子と、男だというだけで弱さを見せれない人生を送ってる父親の対比、でもお父さんが弱いのは家族みんな先刻承知っていうのペッソペソに泣けた
マンボ踊り出した瞬間の、「お前〜!さてはダンサーだな!?」感たるや
これはイタイエクスロードのダンス目当てでDVD買いそう…誰か止めて…
皮肉な運命...

何が幸いするのか災いするのか分からない。滑走路のような道。荒れ果てた土地で検問を行う若者たち。遊び回る若者たち。戦時下という緊縛した状況で運命は流転していく。
戦地に赴いた息子を待つ親たちもまた、運命に翻弄されていく。

誰が悪い訳でもない。運命とはそういうものなのかもしれない。結局、今幸せな人が今まで幸運だったというだけなのか。
戦争だけではない、災害、事故も同じ。自分の行動だけでは避けられない運命があると考えさせられました。

父親の激昂する姿、悲しみに暮れる姿、そして深い後悔。感情が伝わってきて苦しかった。息子の書いたイラストのラストは悲しかった...

戦闘地域から離れた検問所では大掛かりな戦闘はなく、静かなシーンが続きますが、ちょっとしたことで一転インパクトのあるシーンに変わるところ、すごいですね。この監督の非凡さが感じられました。

重苦しいストーリーの中、のんびり歩いている駱駝が印象的でした。
記録。意味深なカットが多くて面白かった。全編通して特にこれといった盛り上がりがなく、淡々としている。集中力がなければ寝てしまうかも。
ああ、久々に来たなギンレイシネマで作品を選ばず観ていると半年に1回ぐらいの率で当たる謎作。予告編で既に主題はネタバレ済みであるにも関わらず、そこでチラチラ観せていた謎シーンが、全編通しで観てもやはりバラバラ感が際立ったまま終わるパターン。もう一回観れば印象変わる可能性も。

親子関係がテーマの作品だとなにかしら身につまされるものがあったりするのだが、こちらは冒頭から母親の情緒不安定さといい、飼い犬を思い切り蹴り飛ばす父親といい、なんとも感情移入し難い描写が多く、その点でも今ひとつ話に入り込めなかった。
ただしその分、凝ったカメラワークやら、どこ切り取っても絵になるほどスタイリッシュな夫婦の家の内装やら、ラクダが通り過ぎる荒野の検問所の無駄を削ぎ落としたビジュアルやら、突如始まるやたら粋な画風のショートアニメやら、そういった作品の構成要素をバラバラにじっくり味わう楽しみがあった。
fujiK

fujiKの感想・評価

4.0
スタイリッシュな映像と淡々と進むストーリーの中の三つの強烈なシーン。
1. 砂漠の検問所での兵士のマンボのダンス。
2. 検問所での空き缶と手榴弾のミスによる殺戮。
3. ラストの動物を避けるために起こる自動車事故と静かな死。

一つの誤報から、ぐるぐると廻り始める運命。イスラエルの映画ながら、どこの国との戦いと明確化せず、戦争に影響される戦時下の人々を描いている。
敵対する歴史を知らなくとも、戦争の生む悲惨や悲しみ、苦しみは普遍だとわかる。
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