くさ

パンとバスと2度目のハツコイのくさのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

20200506
アマゾンプライムで鑑賞。

愛がなんだに感銘を受けて、
今泉監督作品を見ようと試みた。
愛がなんだにも深川麻衣出てたな〜て
思いながら観たけど面白かった。


やはり独特な空気感の映画、
優しいけど不思議と孤独もあって
でもみんな暮らしていく感じがすごい。
愛がなんだでも思ったが、飲酒シーンや
ご飯シーンに重きを感じる。
この映画でも然り。

わたしは彼氏ができても結婚しても
1人になりたくなっちゃう人なんだと
思うと言ってた洗車中のバスのシーン。
あそこが共感してしまった。
恋愛不適合かどうかは別として、
彼氏ができても自分はこの世に一人、
結婚相手は選べるパートナーとしても
自分は一人で、そのたった一人の自分を
大切にしたくなるためにひとりに
なりたくなる感覚はとてもわかる。

好きになられるとプレッシャーを
感じてしまうような、好きになって
もらえたときの自分を維持?しなければ
いけないような感覚が伝わってきて、
どんな時も自分は自分なのに、誰かに
好かれると不安になる。
初恋の人が改めて好きなんて言ってきたら
プレッシャーの嵐だろうな、と。
ラストシーンはそんな感覚で観ていた。

景色いい場所で思いっきり叫ぶみたいな
ベタなことしてみたくなった。
くさ

くさ