Takuma

狼/男たちの挽歌・最終章のTakumaのレビュー・感想・評価

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)
4.9
「ワイルドバンチ」並に凶弾乱れ飛ぶド派手なガンアクション、男たちの熱い友情、自らの失態で失明寸前まで追いやってしまった彼女との切ないメロドラマ、殺し屋と、その殺し屋を追う殺し屋
と警察による入り組んだ三つ巴構造
とにかく見所が多過ぎる、、、、!!!
そしてジョンもリー刑事も、良い表情してるんですよ。。。トガリ者どうしが擦れ合いながら少しずつ絆を育んでいく様子がありありと感じ取れる彼らの目の演技が卓抜なのです。
友情はメイン2人だけでなく、ジョンとフォン、
リーとツェンにもそれぞれ奥行きを感じさせるストーリーがあって、とにかく映画の中の人間たちが生き生きしてた

そしてこれ以上無いくらい悲しいラスト。。
悲壮感が漂っておりますが、決してネガティブな印象にはならず、不思議とカタルシスを覚えるのは上記のように非常に見所が多く濃厚な人間ドラマを体験できたからだと思う。。。
お互いをその場凌ぎの嘘で作った思い出のあだ名で呼び合うの好き過ぎる
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