今年最後の映画はまさかの本作...
一応スペイン、アメリカ映画ではあるらしいが、明らかにマカロニウェスタンの影響を受けている。
「ヘイトフル・エイト」の元ネタといわれていたが、確かにこれは嘘ではなさそうだ。プロットもある程度似ている。
一方通常のウエスタンからしたらこれはとんでもない異色作。残酷描写もさることながら、雪山が舞台で、サスペンス調のストーリー展開、悪役とヒーローのはっきりとした構図もなし、そして突然の非情なラスト...
何もかもが新鮮で、見ていてとても引き込まれた。タランティーノの幅の広さとマニア気質に驚くばかり。