なんかパターン変わりましたか?
冒頭のゲイの男性がターゲットになるのはなんか違うなと感じました。
一番ムカつくクソガキどもが何で野放し?
もはや正統派ホラーというよりは完全にファンタジーホラーになった印象。
人間は都合の悪い事は忘れて良い記憶だけ残すというが逆だと思いますね。
個人的には良い事より些細な失敗とかあの時こうすれば良かったとか悪い事の方がよく覚えています。まあ性格によるのでしょうけど(^_^;)
忘れている事を思い出す事でミステリー性を高める意図は分かりますけど、あんな衝撃的な事は忘れるようとしても無理なんじゃないかと…。
原作者のスティーブン・キングさんが骨董屋の店主役で出演。ワンシーンだけの出演ですけど、偏屈な店主を見事に演じていてマカヴォイさんとの掛け合いもスゴく面白かったです。
同窓会みたいな感じと悩みもあったけど輝いていた少年時代を振り返りながら現在と対峙する姿は良かったと思います。
前作はペニーワイズさんのテンションアゲアゲのファンキーぶりに怖いというより笑っちゃいました(まあピエロだし)
しかし本作では前回のファンキーぶりを反省してか、割りと落ち着いた感じで恐怖を感じさせます。
クリーチャーとかは怖いというよりは気持ち悪いの方が勝る。やはりマカヴォイさんの存在感がスゴい。彼がいるだけで画面が締まるし物語に説得力が出ますね。
やはりペニーワイズの相手は子供の方がしっくり来ますね。大人だとなんか違う感じがします。倒しかたがイマイチしっくり来ませんし…流石に長さを感じますけど、このスケールの大きさのホラー大作はなかなかないですね。ホラー部分より仲間との絆の強さが熱くなかなか楽しめた作品でした。
個人的には前作よりこちらの方が好きですね。
まとめの一言
「絆と思い出」