kyohei

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。のkyoheiのレビュー・感想・評価

3.5
2年前の前作を観た印象としては、スタンドバイミー的な話で、負け犬グループの少年少女がそれぞれの恐怖を乗り越えていく…それでいてピエロの動きが気持ち悪かったり、グロかったりのホラー要素もあって面白かった。

不満点は、チャプターワンで成長した大人の時代話はチャプターツーに続くのかと…
結局太っちょの少年ではなく、主人公とヒロインがくっつく展開になんだかなぁ…と思った記憶があります。

正直主演の二人がジェシカ・チャステインとジェームズ・マカヴォイなんて、つい最近観たXメンのダーク・フェニックスなのでは?と思ってたんですけど、少年少女時代の俳優さんが成長したらこんな感じになるんだろうなぁと思わせてくれた大人編の俳優の人達は、凄いと思った。

話的には、またそれぞれが少年少女時代の恐怖を再び乗り越える系の話だった。
しかも、相変わらずの気持ち悪いピエロの動きとか、ギョとする感じのする造形のお化けとか、それぞれ追い詰められていく感じは面白かった。

最後の決戦のピエロのペニー・ワイズがあんだけ怖くて、強かったのに、言葉責めみたいのには弱くて、実は打たれ弱かったのね…には、結構以外だった。

最終的には、あの子の初恋が成就するので、そこは、チャプターワンで感じた不満点は解消されました。

【あらすじ】スティーブン・キングの小説「IT」を映画化し、世界各国で大ヒットを飛ばしたホラー「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編にして完結編。前作から27年後を舞台に、ビル、ベバリーら大人になった「ルーザーズ・クラブ」の面々が、再び「それ」と対峙するさまを描く。小さな田舎町で再び連続児童失踪事件が起こり、「COME HOME COME HOME(帰っておいで……)」という、「それ」からの不穏なメッセージが届く。幼少時代に「それ」の恐怖から生き延びたルーザーズ・クラブの仲間たちは、27年前に誓った約束を果たすため、町に戻ることを決意するが……。大人になったルーザーズ・クラブの面々を演じるのは、ビル役のジェームズ・マカボイ、ベバリー役のジェシカ・チェステインら。監督は、前作から引き続きアンディ・ムスキエティが務めた。脚本も、人気ホラー「死霊館」シリーズも手がけるゲイリー・ドーベルマンが続投。
kyohei

kyohei