このレビューはネタバレを含みます
映画の冒頭でカップルのエイドリアンたちが、
不良たちから暴行されるシーンは
不快としか言いようがない。
それとエイドリアンが
ペニーワイズに襲われるのも納得いかない。
子どもを襲うのではなかったのか。
どう見てもいい年の男性に見えたのだが。
また、不良たちはエイドリアンを
川に投げ込んだあとそのまま逃げる。
あとでペニーワイズに襲われるのかな
と思っていたが、その後出てくることはなく
自分の中ですっきりしないまま映画は終わる。
それと、1作目のいじめっこヘンリーは中途半端な立ち位置で退場も早くストーリーに必要だったのか疑問。
ベバリーの気持ちもあまり理解できず、
ビルとベンどっちのことをどう思ってるのか
と終始考えていた。
と言いたいことはたくさんあるが
結局は観てよかった!面白かった!と思えた。
クリーチャーの造形は
心底気持ち悪いと思ったし、
1人ずつ過去を少し掘り下げてくれたのも嬉しかった。
1作目でもあった、3つの扉のうち1つを選ぶシーンでは一応ホラー映画なのに笑ってしまった。
エディが亡くなるシーンやスタンリーの演説と手紙、ショーウィンドウに写る子ども時代のルーザーズでは思わず涙がでた。
1990年版のITも観たことがあるが
負けず劣らずといった感じ。