レイタ

悪魔のレイタのレビュー・感想・評価

悪魔(2018年製作の映画)
2.6
ことごとくピースが噛み合っていない。

少女照子を悪魔のようなファムファタールとして主人公佐伯が落ちていく…かと思いきや、話を動かすのが佐伯でも照子でもなく照子を偏愛する男鈴木だったのが妙だった。
作品内で一貫性のある行動を取り続けているのが鈴木だけのため、話が彼に寄りかかっている。
悪いことは全て鈴木のせい、鈴木にとっては全ては照子のせい。
しかし後者に説得力がないため、鈴木の印象ばかりが残る。
演出もしっくりこなかった。

原作は読んでみたい。
レイタ

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