このレビューはネタバレを含みます
内容は哲学的で抽象的。考察映画が好きな割に考察苦手な私には難解でした。
しかし全編モノクロの映像や音(自然が奏でる風や草が揺れる音、汚染された乾いた大地を踏み締める音)はあまりにも美しく胸に残る作品でした。
個人的にイヤフォン推奨です。
旧約聖書になぞらえてあるのか芦で編まれた籠に乗せて流れてきたモーゼや燃える芝を連想させるシーンの後に土を見つけるのは希望を示唆しているのかと感じたし、実は己の内面との対話だったのかと思わせるラストだった。
今現在私達が直面している現状の問題提起なのか。
なんにせよ愛するジャン・マルク・バール近年の近年のご尊顔を声を観れただけで星は増えました。今日は良い夢見れそうです 笑