このレビューはネタバレを含みます
雰囲気がとにかく好き。
暗くて冷たい。
2度、3度見てようやく、あー!ってなるくらいいい意味でわかりずらい。
ダンスホールの女性がユィが男の写真を持ってきた時に笑ったのがわからなかったけど、出会った時の〈自分のことを見てる怪しい男がいた〉と言った後に、ポケベルの番号を渡されるシーン。女性が嬉しそうに笑うのを見ると、彼の気を引きたくて嘘をついたのがわかる。
その直後、情報料としてお金を渡されるのだが、それは要らない、と断ることで裏付けされてる。
よく分からないのは、97年の表彰者はいなかったというシーン。
あの講堂はユィが表彰された場所とは違う講堂だよね?美容室で彼女がユィの荷物を出している時、表彰状がでてきたから、本当に表彰されたのだとは思うけど、なんで違う場所に行ったのか?
おじいさんもユィもお互い勘違いして忘れちゃってたってこと?
彼女が自殺してしまうシーン、すごいCG感あったのがちょっと惜しい感じがした。
香港返還の話と中国の変化も描かれているようだが、もうちょっと詳しく知りたかった。