面白かった。そして怖かった。ザ・シークレットを鑑賞したのはジェームズアーサーレイが見たかったから。ジェームズの本人と親兄弟、セミナー参加者のインタビューによるドキュメンタリー作品。自身のセミナーで死者3名を出し２年の刑期を経て出所したジェームズ。人を救おうとしたのになぜあんなことになったのかと、人生は苦しいことばかりだと再び人々に語りステージにあがり再起をはかろうとする。大金をつぎ込むことと集団は判断能力を奪うから本当に危険だいうことを改めて思った。某カルト教団とかなり類似してる。これだけ金を出したからあとにひけない、みんなが小屋に入るから入る。(事件は巨大サウナ小屋で起こった)元々ジェームズの教えは苦行を乗り越えることで自分を高められるという危なっかしいものだったから事件に至ったのだけど、なぜ彼を信じ自身の身の危険を冒したのか。ジェームズは話がうまいし人を惹きつける能力に長けていた。それにルックスもよくマスメディアも彼をもてはやした。あと、騙すとかではなく本気で人を救おうと思ってるところが激ヤバ要素なんだなと思う。事件に対しても非は認めつつもどこか被害者意識があったりする。だから、心が迷子の人は要注意。こうすればあなたは解放されますって断言されると信じそうになるけど、ダメよダメダメ〜別に信じてもいいし自己啓発自体は否定しないけど、金と集団これだけはほんとに気をつけなければならないなと思いました。

ザ・シークレットを書いた人やったんや。知らずに観た。

皆んな成功したいんだね。
ジェームズ、三人も死んだのに懲りてない😤
自己啓発が必要なのはあんたやろ。

海外の自己啓発セミナーの映像なんて見ることないから新鮮だった。
どの国にも同じような人種っているんだなーと感じた。
釈放されてからも一切反省していないところがさすがカルト教祖のメンタリティであると感じた。
「成功」とか「偉業」という抽象的な言葉は人を惑わす魔力のようなものが宿っていると感じた。
藁をもすがるという言葉があるが、ジェームズはまさに大衆にとって藁のようであった。