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ひかりの歌のqgのレビュー・感想・評価

ひかりの歌(2017年製作の映画)
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鑑賞後、撮影監督(兼撮影助手)と監督(助監督www)のトークショーを観た。けっして雄弁でなく、シーンの意図をなかなか具体的な言葉にできなくて、こちらが合いの手を入れたくなるような、そんな感じのスタッフでした。対話の間も映画そのもの。好印象。

「どうなってるのか言葉には出来ないんだけど、何かになってる感じはあって、ただそれがどうなるのか不安だった」
という意味の監督のことばが印象的。

四話目は作り込んでる分、違和感があった。脚本も練れていない感じ。たとえば「変なお願い」のくだりは省いてもラストシーンがああだから省けると思った。二話目くらいの適当がリアルで三話目くらいだとファンタジーに近づくかもしれない。あ、いや、…近いてもいいのかな一話目の叙情はファンタジーだろうから。

撮影は自然光。その難しさは分からない。録音は目立ってた。目立っていいのか分からないが、観客と被写体との距離を近づける効果があったんじゃないかな?

すんげえ衝撃はないけどこのスタッフの次回作があったら観に行きたい。


ちなみに監督の名前はシャレかな?
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