MikioTakaoka

ひかりの歌のMikioTakaokaのレビュー・感想・評価

ひかりの歌(2017年製作の映画)
4.0
四話が少しづつ絡んでいるオムニバス映画。淡々と、ただただたんたんと。それでいて全く飽きず目を離せないストーリー。

ゴーヤと豚肉と卵の炒め物
カレーライスとゆで玉子
焼き飯
生姜焼き定食

どれも美味しそうで、人と人の間でいい役割でした。

終映後に監督のトークショー。22:15でっせと思いながらも残って参加。質問タイム、2.5秒くらい誰も手を上げないので、そのムードが嫌で手を挙げた。質問は映画の中のご飯の役割。感想でもなんでも手を挙げてから話すことを考えればいいのだ〜。

素晴らしい掘り出し物の作品でした。

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60時間撮影してそれを30分に編集するとする。60時間の中で「いま俺映画撮ってる」「グッと来た」と感じながら撮れたカットだけ繋いでいると、不思議と筋が通った一本の作品になっている。

という監督の言葉。やっぱり理性、理論、計画じゃないんだなぁ、根っこの、ベースの部分って、と思えた。感謝。
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