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イスマエルの亡霊たちのIMAOのレビュー・感想・評価

イスマエルの亡霊たち(2017年製作の映画)
3.7
デプレシャンの未公開作。少し寝てしまったが面白かった。割とパーソナルな話をサスペンス調に見せる手腕は流石。
上映後にトークショーがあり、なかなか良い話を聞けた。僕がデプレシャンの映画と一番出会ったのは、故・梅本洋一先生のオススメで「ぴあフィルムフェスティバル」で『魂を救え!』(当時のタイトルは『歩哨』だったと思う)を鑑賞した時だ。その後も『そして僕は恋をする』を日仏学院で鑑賞し、感極まってデプレシャンに質問した覚えがある。僕はその時人生最大の失恋をした後だったので、あの映画はとても刺さったのだ。僕の質問に何と答えてくれたのかは忘れたが、とても丁寧に答えてくれたのを覚えている。
それから27年経って、デプレシャンは今も精力的に作品を撮り続けている。彼のモチベーションはどこから来るのだろうか?と思い質問したら、27年ぶりに答えてくれたのも嬉しかった。
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