ウディ・アレンみたいな脚本を黒沢清みたいに撮った映画。
亡霊たちということで、職場を脱走した映画監督であるマチュー・アマルリックのもとに長い間会ってない兄弟と、20年前に失踪した妻が帰ってきて今の…
譫妄状態の映画監督が拳銃片手にプロデューサーにプロットの説明をしているうちに白熱して誤射し相手の腕を撃っちゃっうシーンで爆笑した。それまで危うかったマチュー・アマルリックが一気に正気に戻るのも笑うし…
>>続きを読む【デプレシャンが描く『8 1/2』】
妹が大学のゼミでデプレシャンについて研究しているので、ブンブンも昨年は苦しみながらデプレシャンに向き合いました。デプレシャンは、情けない男、クズ男の心理的揺らぎ…
このレビューはネタバレを含みます
弟の半生をモチーフにした作品に取り掛かる映画監督のイスマエル。賢くて美しい恋人がいるけど、突然そこに失踪して死んだものと思っていた元妻が現れる。
この元妻がめちゃめちゃ奔放かつ神出鬼没。平静を装いつ…
京都シネマにて満員状態で鑑賞。場内で笑いが起こるような場面もあってほっと落ち着く時間だった。
上映後にアフタートークあり。
ショットの種類によってそれぞれ描かれているものが違うというような分析だった…
不仲だった弟を題材に映画撮っている映画監督の前に
21年前に失踪した元妻が現れる。
人生を変えるために、記憶という過去を再構築する、
アルノー・デプレシャンのこれまでの集大成の趣。
すぐにでも も…
東京国際映画祭。アルノー・デプレシャン監督の新作「イスマエルの亡霊たち」を観に行ってきました!
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失踪していたが20年ぶりに帰ってきた妻、その夫、夫の恋人の三角関係を軸に話しが展開するのだけど、全…
おまえのせいで死んだんだよ!
って言いたくなるくらい、勝手すぎない?
けど、本当何考えてるか分かんない役似合うコティヤール。
とにかくシャルロットの気持ちが分かり過ぎて辛い。
キャストが神過ぎて言葉…
今さら東京国際映画祭で観た作品の感想を。
これはデプレシャンの集大成なのか、新章なのか。
デプレシャンにとって父性とは大問題なのだと思う。前作にもポールと父親の不和が描かれていたし、代表作『キン…
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