熱心すぎるファンというものは作品への愛を表現する手法として主には登場人物になりきってみたり、グッズを集めてみたり、お気に入りのカップリングで薄い本を作ってみたりといった所だけれど、こちらは50年近く吹きっさらしで放っておかれた「続夕陽のガンマン」ラストシーンのセットを掘り返して再現する、という奇特行為で作品への愛を叫ばれました。
行き過ぎたオタクを扱ったドキュメンタリーではバックトゥーザ・フューチャーファンを追った「バックインタイム」ゴーストバスターズファンを追った「ゴーストヘッド」番外でスターウォーズBD特典の行進ファンパレードイベントなどを観たけど、どれもレアグッズを集めたり、日常的にコスプレをしたり車を改造したりと正直「痛い人達」って感じだったけど、こちらはあまりの熱意と愛につい心揺さぶられてしまった。あの場を作ってくれて喜ぶ人達も沢山いるしね。他人のためになる事をしている。
イーストウッドがシークレットでコメントくれてたシーンはもらい泣きしてしまった。こんなんファン冥利につきすぎる。しょこたん的に言えばギガント神！神キターーー！
メタリカが出囃子にあのモリコーネの曲を使ってるとは知らなかった。そのままメタリカの曲でエンドロールになるのが大変よかった。
