長谷川ケント

詩人の恋の長谷川ケントのレビュー・感想・評価

詩人の恋(2017年製作の映画)
5.0
叶わぬ恋を描いたとても切ないラブストーリー
その主人公は冴えない中年男性

同性愛者への偏見や貧困など、社会問題も扱われいる

けれど、済州島ののどかな風景を活かした抒情的な映像演出

そしてあえて説明しすぎず、想像力を掻き立てるシーンの構成や脚本によってコミカルさも感じられる温かな作品でもあった

哀愁に溢れたラストシーンには思わず涙しそうになった
隠れた、否
もっとたくさんの人に知って欲しい珠玉の名作