のうこ

歌行燈ののうこのレビュー・感想・評価

歌行燈(1943年製作の映画)
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まあすごかった!!外にいる花柳章太郎が三味線を弾いて歌い、屋内にいる山田五十鈴が思わず外に出るシーン。これだけで泣ける。自分より格下の歌い手の爺さんを辱めて、自殺に追い込んだ花柳章太郎は師匠の父親に破門されて、放浪することになる。行きかがりの上で、その爺さんの娘山田五十鈴と出会って自分が習ってきた舞を教える。ラストは言わずもがな一同介しての舞。すごすぎる。花柳が山田五十鈴に舞を仕込む時の木々の隙間から漏れる光がやばい。
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