歌行燈の作品情報・感想・評価

『歌行燈』に投稿された感想・評価

成瀬巳喜男監督芸道物頂点「鶴八鶴次郎」の山田五十鈴に、溝口健二監督「残菊物語」の花柳章太郎、及び新派最盛期の名人級柳永二郎、大矢市次郎、伊志井寛が、泉鏡花の耽美的で幽玄な世界を心ゆくまで堪能出来る成…

>>続きを読む
なかなかすばらし。しかし松原はこれセットなんだろうなやっぱ。すさまじ。「昔の女優は大変だなあ」というレベルを超えてると山田五十鈴見てるといつも思うね。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1940年代映画:小説実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1943年製作で、泉鏡花の小説を実写映画化らしい⁉️
能のシテ方宗家の甥が謡の師匠と腕比べを行い自殺に追い込んでしまったことから勘当され…

>>続きを読む
A

Aの感想・評価

-

『鶴八鶴次郎』があまりにも別格なので比べてしまうと…だけど、冒頭のお能は見ごたえあり。そして何より、松林でのカット割りと木漏れ日が凄すぎる。平面での移動が特徴とさえ言える芸能なのに、クレーン使って俯…

>>続きを読む
笹坊

笹坊の感想・評価

-
画面の対角に花柳と山田が向かい合った舞の稽古シーンがかっこよかった 木漏れ日〜
三味線の旋律の下にストリングスが入るのが新鮮だった

「中にはわからぬ客もあろうが、なぁに、誠を込めて覚えた芸はどこかで人の心を打つ。」


森での稽古がめちゃくちゃ綺麗。
正直、山田五十鈴の舞が凄いのかどうかはわかんなかったけど、舞を大きな運動として…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

凄い良かった。

将来を期待される 能楽師。
若気のいたりと傲慢から按摩を自殺に追いやり父である師匠に謡を禁じられ、勘当されてしまう。

その按摩の娘が貧しさから芸者になって客を取らず、三味線も弾け…

>>続きを読む
riyonya

riyonyaの感想・評価

3.4
泉鏡花の人情もの。シンプルでリズムの良い展開で、カメラワークがとても良かった。

溝口健二の『残菊物語』に相当影響を受けているのではないかと思う。成瀬には珍しいクレーンショットが多数。映画史上最高の木漏れ日が見られると聞いて観てみたが、なるほどこれは素晴らしい。芸は身を助けるとは…

>>続きを読む
ふかい

ふかいの感想・評価

3.4

この映画で特筆すべきは森の練習シーンでの美しい木漏れ日らしいのだが、youtubeの画質ではどうも限界があり堪能できなかった感。縦横無尽に動きまくるカメラはわりと成瀬の中でも異端か。脚本的には「鶴八…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事