東京国際映画祭1本目。
SNSと現実とが密接に関係している現代の、良い部分と悪い部分が描かれた作品だった。
顔も知らない人だからこそ、不安や葛藤を打ち明けられることも勿論あるだろうし、誰かわからないからこそ、個人情報を話し過ぎていいのかとも思う。
終盤はもっと突き放した終わり方のが好みだけれど、学生向けだとこのバランスがちょうどいいのかも。
学生向けの映画祭でたくさん上映されているとのことだったけれど、こういう今実際に起こりそうな問題をみんなでエンターテイメントとして共有して、ディスカッションするってすごく大事だと思った。ドイツでは授業を休校にしてみんなで映画館に行く日があると聞いて、いい文化だなぁと羨ましくなった。