もともと面白い脚本なんだから
日本風にアレンジされても物語は面白い。
俳優陣も良かった、特に池田エライザの圧倒的な存在感と
広瀬すずのキラキラさがええ感じに高めあってるし、
掘り出し物が山本舞香、なんかわからんけどええ。
リリー・フランキーは安定の飄々さ。
ただ演出面が少しあざといというか、
くどいと言うか…明らかに「ララランド」を
意識したような演出、正直無くてええし
音楽の使い方も「モテキ」ほど上手くは無い。
時折出てくる当時を象徴するテレビ番組も、
ビミョーにピントがずれてるような…。
この映画、デキは悪くないんだ、
初見の人ならまぁ楽しめる。
けど色んな意味で惜しいとも思ったり。