ちょうど自分が生まれたくらいの頃の話で、コギャルとかポケベルに思い出はないんだけど、SUNNYのみんなの心境にはどこか懐かしい感覚になった。
考えてみればわたしが高校生だった頃がネット社会の幕開けくらいだったのかな？
iphone3G持ってる子に、うわすご〜！どんなん？って見せてもらったり。グループチャットするためにわざわざパソコン開いてSkypeに集まったり。素敵な音楽を探しに友達とTSUTAYAに行ってレンタルしたり。
今と比べれば何をするにも一手間が必要で、それでもそこまでしてもそうしたいからやってたんだよなあ。とか。
どこにいても指先一つでだれとでも繋がれる時代と、目の前にいる相手とだけその時を共有し合える時代。どっちにも良いところ悪いところあるんだろうけど、やっぱり自分の耳や目で確かめることが全てで、それが一番だと思う。
良くも悪くも一手間かかる時代に青春を過ごせて良かった。
映画と全然関係ないレビューになっちゃったけど、自分も忘れられないあの頃に想いを馳せる身として、この映画は本当に素晴らしかったです。
