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SUNNY 強い気持ち・強い愛のcigaretteのレビュー・感想・評価

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)
2.8
☆ ☆ あらすじ ☆ ☆

病院で偶然見かけた旧友は、末期癌で長くは生きられない運命。彼女が望む生きているうちに叶えたい最後の願いは、なかよしの元コギャルチームの悪友らと20年ぶりに再会すること。

興信所を利用し、徐々に懐かしいメンツが揃っていくのだけど、コギャルの時は自分が主役だと、パワフルに生きてきた彼女たちも、女としてのピークを終えてからは、諦めと失望の中、流されるように生きている状態。

普通に結婚した人、会社を経営し富を得るが未婚のままの人、豊胸して愛の無い結婚をした人、借金まみれでお酒に逃げてアル中になる人、行方知れずの人… 良くも悪くも、20年という月日は長かった。

今はバラバラな環境で生きてるけど、昔は毎日毎日、飽きずに何時間も一緒にいてバカ笑いしていたっけな。
そんな過去の楽しい想い出だけが、彼女たちを繋いでいる唯一の共通点であり、固い絆。
久しぶりの再会した彼女たちは、次第に20年のブランクを感じさせないくらいに明るさが復活していく。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

この映画でも、ダンス大会がキーワードとして出てきたけど、実はわたし、高校3年の時、女子全員強制参加で争う チーム対抗ダンス大会で優勝しちゃいました!
そんな、自分の思い出がふと蘇って懐かしい気持ちに。
あの時代は、バブル時期で、女子中高生、かなりパワフルだったよねー。
映画を観て、つくづく思いました。

わたしは、安室奈美恵ちゃんには、ハマらなかったけど、オザケンとか渋谷系とか、オシャレなクラブとかには 当時、憧れたなー。
そんな、劇中歌と、ファッションに 懐かしさを噛み締めて楽しんだけど、同世代で、都内在住で、ちょいヤンチャだった人にしか共感は できないかもですね w

ところで、本作には、篠原涼子と、ともさかりえと、小池栄子が、出演しているのですが、自分のスタイルを持っている女性だから、中年でも魅力的ですよねー。

いつのまにか、中年女子となってしまった自分だけど、歳をとっても己のスタイルを持って生きよう!と、改めて思ってしまいました。
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