たかな

リズと青い鳥のたかなのレビュー・感想・評価

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
3.5
淡く儚げなタッチ、リズと青い鳥の世界観を意識されてるかのようなイメージで、(リズと青い鳥に関して詳しくはないけど)作画がとっっっっっても好きだった……………………………………………
特に非言語的な表現が繊細かつ非常に丁寧でかなり良かった………………………………演奏も…………………………………………

でも観る人を選ぶと思った


2期の時思ってたんだけど1期で人物伏線なかったのに急にみぞれと希美がピックアップされて置いてけぼり感あったのと、面倒見が良い人物像なかった久美子が踏み込んでいくのが違和感あって嫌だったな

今回の劇場版もそう、説明がなくて読み手に全てを任せていて無責任な印象
キャラクター達全然語ってくれないから仕草を汲み取っていくしかないのに、価値観違いすぎて感情移入しきれない
この作品は恋愛ストーリーだったんだと思うとまだ理解できるけど振り切ってはいなくて。
本当はどちらがリズでどちらが青い鳥だったのか

オーボエメンバーが増えてるけど、1年生でピックアップされてなかった人か元々いた2年生が希美以外にも戻ってきたのか、みぞれ達が3年生になって1年生が加入されてるのか、時系列が明確でないし目立つ行事もなく四季も吹奏楽詳しくないからわかり辛い。アニメから続けて見直してたから今は初見よりストレスなく見れたけど、
低音や麗奈の主要メンバーが全然出てこなくてそこも寂しかったの思い出した

こんなレビュー書いてますが評価高いし、作品の中で滝先生が話してた「音楽には楽譜に書ききれない間合いがあります。譜面の隙間を流れる心を汲み取ってください」って言葉が深く刺さる内容だった
たかな

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