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リズと青い鳥のかずシネマのレビュー・感想・評価

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
3.6
味噌汁ぶっかけご飯は美味しいですよw

こちらは「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品。
のぞみ先輩とみぞれ先輩の話。
その方が人物相関が分かりやすいので本編を観ておく方が良い気もするが、この作品だけを観てもきちんと理解できる様になっている。
もしも本編も合わせて観るのなら、こちらの作品も含めて公開順に鑑賞するのがオススメ。

絵本パートは羽海野チカがゲストでキャラデザをしてるのかと思ったが、違うみたいだな。可愛い絵柄。
絵本パートではない本編も、テレビシリーズと絵柄が大幅に違うので「君は誰や?」となるw
いや分かるんだけどw、雰囲気が全く違う。
作風に合わせて、主線が細く繊細、こちらの方が皆の見た目が大人っぽい。

その人に何か嫌な事をされたとかそんな事は全く無いのに、むしろずっと好きなのに、友達が急に遠くに感じる事はきっと誰にでもある。
誰がどう変わったとかは全く無く、ただ成長しただけ。
取り巻く環境が少しずつ変化しただけ。
勝手な劣等感を自覚し、勝手な執着を自覚しただけ。
それと向き合ってまた成長する。

本編はどちらかと言えば王道の青春ものという趣きだが、こちらは胸がヒリヒリとする陽な、この年代には特に感じるだろう感情を切り取った、静かな青春ものという感じ。

ED曲がめちゃくちゃ好き。
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