始まり方ゾクゾクする
絶対好きと思って夢中で観ました
音声がジョン・ハル本人のものだと意識しなければ忘れてしまうほど一つに完成されていた
カセットテープの音声日記をよくもここまで上手く映像作品に仕上げられたなと思う
教授って身に付けた知識をアップデートすることなく講義するってのはありえないわけで
そういった職にある人間が日々の研究で無くてはならない視力をどんどん奪われていくのはどんなに大変なことだろうと思う
それでも工夫で乗り越えた根性がすごい
愛する人の顔も鮮明に思い出せなくなったら辛いな…と考えていたらそれについてはジョンハルも言及していて、やはりそうだよな、と…
記憶や寝ている時に見た夢を映像に起こしているから儚くて美しいシーンが多い
静かだけれどこれは間違いなく映画館で観るべき作品でした
