長い事探していたソフト版を購入できたので再視聴（以前に視聴済）。
小さなプロレス団体を経営してる家族の末っ子がプロレス業界、そして世界で最大のエンタメ産業であるWWEで成り上がる、という実際にあったホントの話。
WWEのスーパースター、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが本人役で参加しながら制作指揮をするまで惚れ込んだTVドキュメンタリーを元にしており、
挫折からの成長、家族の愛と絆を描いた王道のストーリーは問答無用で視聴者を釘付けにし、
実際のWWEの興行の会場と、そこに集まった二万人の観客をエキストラに使ったラストの試合シーンは、本物の試合と見間違うばかりの圧巻の迫力です。
あらゆる要素が高水準に纏まっている良作なのですが、
ビジュアルに、どデカく映るほどロック様の出番は無いことに留意したいのと、
WWEの契約システムや、カメオ出演の選手、ロック様のチャント等、プロレスについて最低限の知識が無いと十二分に楽しむことが出来ない可能性があり、万人に無条件でおススメ出来ないのが玉にキズです。
モデルとなった選手のペイジはは2024年現在でも別団体で活躍してるので映画を観て気になった方は実際の試合を見ても良いかもしれません。
