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ハングマンズ・ノットのmachakiのレビュー・感想・評価

ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)
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狂気と恐怖が出会ってしまった。それぞれが持つアウトサイダーの押し売りがすごい。
たしかに、精神的暴力VS社会的暴力は見たことがなく、精神的暴力側が一方的にやられている構図が多いと思う。そういう点では、今の社会にとって恐怖とはなんぞやと言うことを考えさせられた。
自主制作だから荒い部分は仕方ないと思うけど、どうして殺しあう必要があるのだろうか。「殺し」から何か発展があればいいのだが、約90分殺し合いを見せられても、近くにこういう人がいなくてよかった、画面越しでよかった、としか思わない。一番怖いのはこれを考えた監督が現実に存在しているということ。柴田よりもよっぽど怖いよ。
また、余計な人が多すぎる。監督は意図してそれぞれを配置しているのだろうが、分からん。それは理解力不足もあるだろう。
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