うえのひろむ

劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレのうえのひろむのレビュー・感想・評価

2.8
劇場版新作のために予習。
元々テレビシリーズ自体が、登場人物が多すぎるのと、伏線を回収しきれてなかったので、総集編に近い立ち位置のこちらも内容が薄い。
いっそのこと他の劇場版同様、テレビシリーズから半歩独立させればよかったのにと思う。
メインのワルキューレも5人もいるから、追い切れてないし。
三角関係の一角を占めるはずのミラージュに至っては、もはや空気。
《可変戦闘機・三角関係・歌》のマクロス3本柱の内、歌をクローズアップするにしても、敵も歌の力を使ってるから、今ひとつ薄い。
VF-31・アーマードも、イマイチ存在感がないし。
クライマックスの空中戦は『F』そのままだし、敵の内紛要素も『愛・おぼえていますか』にダブるし。
オマージュというより、焼き直し感が強い。
結果として、あんまり『Δ』好きじゃないという結論に至る。

2021年85本目
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