にゃーこ

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~のにゃーこのレビュー・感想・評価

4.7
人に向ける視線は様々あって、それを受け取る側の感じ方も様々でそこがぴったりとハマってないことはけっこう沢山ある。
容莉枝さんたちが当時のレイコに向けていた視線とレイコ(貴志)が感じていたもの
この差に「あるな〜こういうこと」となんか納得した。

記憶や思い出、誰かを思い思ってもらうこと個々のキャラクターがそれらに対していろんな形を提示する夏目友人帳という作品のこういうところが好き

そんれがどんな形で夏目自身の中に残っていくのか

私も夏目と同じように感じていけたらいいな


P.S.
今回ゲスト出演している高良健吾さんがあるインタビューで
「俳優がアニメ映画とかで声をあてることにいろいろ思うことはあるけれど、僕がここにキャスティングされた意味を考えながら役作りをした」
とおっしゃっていて、
私も今回の映画「夏目友人帳」でその意味をじっくり感じることができた。
面白い発見だった!