kuni

天命の城のkuniのレビュー・感想・評価

天命の城(2017年製作の映画)
3.8
そこそこウリナラ歴史ものは見てきましたがこれはよかったですね
今まで見た中でも一番手ですね
役者に演出や美術 規模感 どれをとっても十分な出来栄え プロットは身も蓋もないのがいいですね ウリナラものはファンタジーに走りがちですがこういう身も蓋もないプロットにしたのはいいのではないでしょうか まぁ事実身も蓋もないわけでしゃーないどんまい案件です
展開は2時間ぐらいで戦争が終わってあと二十分近くなにやるんだ?見どころあるか?と思ってたらありました!とっておきの見どころ三跪九叩頭の礼!!出たわね三跪九叩頭の礼 いいぞ!!頭を低くーく!!うぉおおおおおおおwwwさすが年季が入っています
しかしこの身も蓋もない恥辱に塗れた映画見て当の朝鮮の方々はどういう感情を持つんでしょうね そこがよくわからないところです まぁ現実を直視して未来を見据えるという意味では過去の恥辱というのは非常に重要ですがその肝心の未来 つまるところ恥辱を晴らす機会ってありそうですかね...ないでしょ残念ながら過去も現在もそして未来も冊封される立場であり事大主義であらざるを得ないわけですからこうやって過去の恥辱を舐める事自体があまり意味がないことなのではと思います どんまいです
まぁそんな感じですね ところで気になったのは清国人が話してたのは満州語ですかね?いいですね あれがマンダリンだったら興ざめもいいとこですしね
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