このレビューはネタバレを含みます
ミステリーとしてはうーんだけど、ミステリーエンターテイメントとしては良きだと思いました。
次々に現れる客たち。その登場があまりにも華麗でミステリアスで、、、ホテルの描写やカメラワークが怪しげで素敵だった。何より何度も流れるあの音楽が良かった。
何か始まるぞ〜何が始まるんだ〜という緊張感とワクワク感が初っ端からずっと続く感じ。
そして何よりキャストが豪華すぎる。俳優たちのパーティみたいな映画だったな(笑)さんまさんには気付けなかった。
キムタクと松たか子の絡みは見れるだけで嬉しいし、あっちゃんと勝地さんの共演の仕方ワロタ。
ただ、うーん、ミステリーとしてはもう一捻り欲しかった感、、、
配役が松たか子の時点で、もう犯人わかったようなもんだし。様々な事件が小出しにされてく感じも、ちょっと途中で飽きてしまいそうだった。それが少しずつ事件の鍵になってるはわかるんだけど。
東野圭吾の小説って、本苦手な私でも読みやすくて楽しくて、万人ウケするミステリーって感じだけど、これはほんとそのままそれの映画版って感じ!
万人ウケするエンターテイメントなミステリー映画。
キムタクは、ホテルマン姿より、髪ボサボサ髭面の方がカッコよかった♡
あと、最後の、長澤まさみに向かって微笑みかけてやめて振り返って微笑む感じとか、階段のトントトンみたいな降り方とか、HEROの久利生だし、GOOD LUCKの新海だし、、etc..(笑)
本人のクセなんかな?(笑)