皆が言う「キアヌはもうちょい仕事選んだ方がいい」というのが身に染みて分かる作品郡に、またひとつ追加された……_| ̄|○
キアヌ・リーブスものなので……
「今回の作品はどうだろう(不安)」
「大丈夫かキアヌ?」
「主人公なのにまた微妙な役だとツラい」
と思って観ましたが、
どーーーなんよ!!!あの主人公設定!!
――ここで他の部分――
・ストーリー性→良い
・音楽→良い
・画像(ビジュアル)→良い
総合的にまぁまぁ良いんですよ、この作品
――ここまで――
神経科学者という難しい人物像の設定だが、
すまんが、無理だったと思うキアヌには。
私はキアヌ・リーブス好きなんだけど、
それは役を演じる役者としてではなく、
多分、風貌とかメディアが見せる彼のオフの
人柄が好きなのであって、
役者じゃないのかなぁ、やっぱり、
とこの作品で、さらに深く思ってしまった。
キアヌの人物投影が下手なのか、
そもそもヘタレのダメ男って設定なのか??
(しかしそうすると多いぞキアヌこの設定)
もう人物描写における脚本がダメだと
思いたいのだが、
家族を救いたい一心で重罪を犯す人間が、
あれは自分にはできない!だとか、
これはムリだとか、ちょっとおかしいですやん……そこに必死さがないやん……!
と言いたい。
めっちゃ言いたい。
(その辺はキアヌのせいじゃない)
私のキアヌ・リーブスの演技評価が低いのは、
今回の役どころもそうだけど、
キアヌ自体にあんまり役への必死さが
見えないだとか(役に入ってないように見える)
かつて私が、散々こき下ろした「ジョン・ウィック」シリーズにしてもそうなんだけど、
こういう役どころ、向いてなくない??!
静かに淡々と進むストーリーの方が、
キアヌの魅力や俳優ぶりが、よく現れるんじゃないかと思ったりもするわ。