To34

ローマンという名の男 信念の行方のTo34のレビュー・感想・評価

4.0
終わり方はかなり呆気ないし、主人公はかなり見た目はイケてないけれどストーリーは本当に引き込まれる。
この不器用な彼の生き様に共感も同情もしてしまう。今までの人生から正反対に振り切りすぎると自分らしさを失ってしまう、自分の意に反することはするべきではないと教えられた気がします。
デンゼル・ワシントンの原型が分からないくらいの変貌を遂げているので驚く人も多いはず。そして何より演技力が凄まじい。これはアカデミー賞受賞しててもおかしくない。ダン・ギルロイ監督の作品は面白いし、映画の中で感じた不快感や恐怖心がかなりリアルで、人間の陰の異常さを描くのが上手い。
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