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オンリー・ザ・ブレイブのplaytennisのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

現実は厳しい。本当に厳しい。

リーダーの判断ミスなのか、本部のミスなのか、映画では描かれてない実力不足があったのか、事実はわからない。
でも街の為に命懸けで働いた19人が死んでしまった。残された1人の隊員、家族、どんな想いで受けめたのか。深い絶望もあっただろうけど、それでもその先の物語は続いていく。日常を生きていく。

一個の判断ミスで信頼しているチームをほぼ全滅させてしまったリーダー、その無念は計り知れない。そこに行き着くまでにいくつもの偉業があったと思う、たった一つのミスで映画としての結末が変わってしまう。
そういった仕事が必要であるという現実。日本にいると平和過ぎてバカになってるんだなと実感した。

なんとなく結末を知ってたけど涙が出てしまった。
一人一人に当たり前だけど人生の物語があって、苦労や幸せを感じながら生きて、それでもある意味突然絶望が訪れて、それでも時間は当たり前のように過ぎていくんだ。

切なくもなるし、命に関わる仕事をしてないからって手を抜いてしまう自分が恥ずかしくなってきた。
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