オンリー・ザ・ブレイブのバーフンのネタバレレビュー・内容・結末

堕落した生活を送っていた主人公が恋人の妊娠をきっかけに薬物をやめ、森林消防隊に入り森林火災を戦っていく実話ベースの物語。ここまで心揺さぶられる物語だとは思わなかった。ブレンダンの薬物からの更生、エリックの家族との問題、仲間と共にホットショット隊に昇格など観ていくうちに話に入り込み、キャストの心情の描写や気持ちが痛いほど理解できた。しかし、その後の大火災によりブレンダン以外の隊員が焼死してしまったことには泣きそうになった。映画自体の感想としては、映像美もさることながら火がリアルでとても臨場感があった。また、キャラの魅せ方や努力描写、キャラのスポットの当て方など本当に上手だと思う。特に終盤のブレンダンが隊の崩壊聞いた時の落胆した表情の車の中から徐々に後ろに下がっていく撮り方は個人的に良いと思った。
グラニット・マウンテン・ホットショット隊に敬意を。