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オンリー・ザ・ブレイブのopokoのレビュー・感想・評価

4.0
2024/04/03視聴、U-NEXT

信頼するフォロワー様から、評価の高い作品を優先して観るべきとアドバイスをいただき、Filmarks評価の高い作品を選ぶシリーズ。
でもキャスト優先でがっかり作品も観るよ。

本作はFilmarks評価は4.0(2024/04/03現在)。4点台はかなり高い。
事前情報ほぼ無しで視聴開始。

事実に基づくストーリーで、山火事の消火にあたる消防団(ホットショット隊)の話。
日本では、消火に数日かかるような山火事は記憶にないし、毎年山火事が頻発することもない。アメリカでは消防団が複数あり、州に認定されている団体と認定されていない(認定を目指して活動している)団体があることも初めて知った。

ホットショット隊に入り人間としても成長していくドーナツ(マイルズ・テラー)とホットショット隊に人生を賭けるほどの隊長エリック。
そして隊員と家族達。
特に、ドーナツとエリックの家族にフォーカスされており、エリックの奥さんはジェニファー・コネリーが演じる。

本作で、マーベリックで共演の2人がいる。マーベリックの時と比べるとジェニファー・コネリーは全く変わらず若くて美しい。マイルズ・テラーは、この頃はひ弱で色白な感じで、とてもマーベリックでの体格(顔つきも)になるとは想像できない。

ホットショット隊の隊員のモチベーションがどこにあるのかはわからないが、皆鎮火の後のすがすがしい写真や、移動中のテンション高めの姿は、自分たちの仕事への誇りであったのかなと思う。
日本の消防士では考えづらい行動だと思う。

山火事に襲われる際の防火テントで火事が通り過ぎるのを待つシーンは、見ていてつらすぎる。絶対無理でしょ、本当にあの装備は考え直してほしい。
そして、自ら体育館に行き、隊員の家族と対面するドーナツと家族たちの表情もつらいすぎる。

映画の前半はなんとなく話が進んでいくが、後半から怒涛のこれでもかと衝撃、悲劇が襲ってくる。

エンドロールで、実際の隊員と家族の写真と隊員の年齢が読み上げられるが、皆あまりの若さに驚き、なんとも言えない気持ちになった。
(エンドロールにスコア+0.2)
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