愛嬌なしのご愛嬌。
めちゃくちゃ面白かった。
「クリスマスに両親が外出し、家には僕と年上のシッターだけ。今日こそ告白、と思ったら何者かが侵入してきて恐怖の一夜が幕を開ける...」というところから想像していたホームアローン的展開は開始20分で幕を下ろし、度を超えたスリラーへと変貌。キアヌの『ノックノック』よりも邪悪だった。祭事と殺戮の映画的ミスマッチ感が、『悪の教典』をも連想させ、家さえあれば面白い映画が撮れる事を、しつこいくらいに証明。
『ヴィジット』でご活躍されました愛すべき姉弟、特に天才ラッパー‘‘Ｔ・ダイヤモンドくん”のもやしっ子演技は必見。ハリウッドに手形おしてほしいレベル。
色々映画の名前出しましたが、そのどれよりも面白いです。
でも、胸糞系だから9割の人は拒絶する映画でしょうね。
あと1割のアタマのおかしいB級映画ファンは大好きなやつ。
永久に。
