私は生粋のミスチルファンですので、今作の主題歌『記憶の旅人』を配信直後に鬼リピ。歌詞を見て「ふむふむ」なんて言ってたら俺の中のキムタクがちょ待てよ。ネトフリの『桜のような僕の恋人』の時と同じ現象だ。これ、歌詞でめちゃくちゃ映画のネタバレされたやつやんけ。ってなり、でも劇場サウンドで聴きたくて観に行ったけど、イヤな予感は的中。桜井さんは、映画の書き下ろしも別格。名曲だけど、いつも書き下ろし"すぎ"だわ。名曲だけど。
映画はなんか、2005年くらいに見た気がするような、王道の一夏のやつ。台湾と日本の温かい交流にほっこりするし、何よりスーパー俳優・清原果耶さんの素晴らしさをじっくり堪能できて、普通によかった。監督は藤井道人さん。ダークでダーティな映画以外はこんな雰囲気になるのね、となった。そりゃこの内容なら、作家性は弱火になりますわな...。ちらっと出てきた松重さんが素晴らしかった。普段から軽トラ乗ってるだろあれ。