スマトラ沖地震に見舞われたバカンス中のある家族を描いた、恐ろしい映画。
震災の時、自分も色んな知らない人と喋ったことを思い出した。それはとても不思議な感覚で、その場を生きた人にしか分からないものだと>>続きを読む
諜報部員が偽ホテルを開いて夜な夜な難民たちを逃す。脚色はしてるけど、実話ベースなのが驚き。『アルゴ』を思い出した。そういえばベン・アフレックも同じような髪とヒゲしてたな。今作はクリエヴァ。色っぽかった>>続きを読む
全然面白くない。逆に「罵声上映」とかしたらお客さん入ったのかもな。役者のネームバリュー優先で進歩をおざなりにする足手まといなボケナス映画め。そりゃ役者さんは仕事するし、彼らのファンは観に行くけど、誰も>>続きを読む
めんどい人間関係から離れ、自由を求めて旅をするバックパッカー4人が意気投合し、ジャングルに入るも結局人間関係でモメて遭難し地獄を見るというサバイバル映画。あのクレイジージャーニーでもお蔵連発だろうな、>>続きを読む
暗殺しようとしたターゲットが結婚式の真っ最中で油断。ミッションに失敗したアメリカ兵が地雷を踏んでさぁ大変。一歩も動けぬ渇いた地獄が始まる。
あの手この手でサバイバルする映画かと思いきや、そっちには行>>続きを読む
キアヌリーブス演じる弁護士が、知人の息子を弁護。息子は"父親"を殺した罪に問われていて、なぜかひとことも発しない。さぁどうなる、このまま殺人罪で裁かれるのか...という、どんでん返し系のやつ。普通に面>>続きを読む
幻聴だと思うけど、絶対違うと思うけど「お前ら最近映画館で観客として想像力使ってないだろ、ほら、これ観て使えや」という監督の言葉が聞こえたような。「映像言語」という言葉があって、古くから映画は台詞じゃな>>続きを読む
ニューオーリンズで銃乱射事件が起き、被害者遺族が銃器メーカーを相手に裁判を起こす。その法廷モノかと思いきや、メインは「陪審コンサルタント」と呼ばれる、陪審員に裏工作を働きかける仕事人と、その目を掻い潜>>続きを読む
メイズランナー、3にしてシンプルに仲間奪還モノに。最後の迷宮。どこがやねん!でも地味に1・2の伏線はかなり回収、やるやんけ。いいよ。
メイズランナー、2にして早速ゾンビ映画と化す。とはいえサバイバル要素はあるからまぁ許そう。いいよ。
妻子を無惨に殺された男が10年後、ムキムキになり復讐を始める。対象は暴漢2人と、裁判時に司法取引をして極刑を防いだ弁護士。本作のミソは、復讐途中にあっけなく捕まった主人公(ジェラルド・バトラー)が、「>>続きを読む
拷問、拉致、虐殺と、軍事独裁政権下で軍人が好き放題やっていたアルゼンチンを裁判でひっくり返そうと奔走する検事たちの物語。丁寧で情熱的な映画。アツかった。主演のリカルド・ダリンさんが本当に素晴らしかった>>続きを読む
「虎と少年の漂流?童話かよ」と思って観た。観たあと、実話じゃないことを残念に思った。そのくらいリアルで、ぐんぐん引き込まれた。
なんといっても構成がピカイチ。前半でかなり時間をかけて少年とトラが漂流>>続きを読む
アウシュヴィッツの生き残りの認知症のおじいちゃんが、家族を殺した憎き元兵士の復讐をしに施設を抜け出し、旅に出る。すぐに消える記憶。頼りは一枚の手紙。ラストはどんでんが返りますが、単なるトリックじゃなく>>続きを読む
かわいいブタちゃんには悪いけど、フレコミ「俺のブタを返せ」はおもろいて。正直もう慣れたわ、この感じの映画のポスターとか宣伝の裏切り。ジョンウィック的な話では全くなく、山ごもりの元料理人が、トリュフ探し>>続きを読む
ハメ撮り、いや、色々あってクソ野郎を衝動的に殺してしまった娘を守るため、「映画千本観たら世界が分かる」が名言の映画マニアの親父が夜神月ばりに頭脳を働かせ、あの手この手で警察の目を掻い潜ってゆく。新井浩>>続きを読む
ハリソン・フォードが大統領役で、エアフォースワンに乗り込んできたテロ野郎どもにソロ(1人)で立ち向かう話。まず警備ガバガバなの笑った。でも特に強いわけじゃないハリソン大統領が泥臭く戦う姿はシビれました>>続きを読む
白い町で暮らす除雪作業ニーソンが、愛する一人息子を理不尽に殺され、殺したギャングを殺してみたら、また1個上のギャングが出てきて…と、数珠繋ぎに殺し合いに発展。誰かヤるたびに次の階級の奴が出てきてそいつ>>続きを読む
『ローン・サバイバー』みたいなのが撮りたいからしゃーなしに『バトルシップ』を成功させたというシビれるエピソードで有名なピーター・バーグ監督。ブレずに実録ものやりまくってていいよね。しかも全部マーク・ウ>>続きを読む
愛する娘とホワイトハウスの見学に行った落ち目のSPが、素晴らしいタイミングでとんでもないテロに遭遇、なんやかんやで大統領を守るハメに!?
映画少年や映画おっさんからしたらヨダレもんの要素テンコ盛りの>>続きを読む
50年代、シカゴの紳士服屋で繰り広げられる一夜の物語。スピルバーグに激ハマりした名優マーク・ライランスが、ギャングの抗争に不条理に巻き込まれる「裁断師」を好演。今作はワンシチュエーションだが、『グラン>>続きを読む
ハイジャックされた4機のうち、唯一ワールドトレードセンターに追突しなかった「ユナイテッド93便」の、9月11日のリアルを描く。ビルにはぶつからなかったが墜落し、乗客は全員亡くなってしまったいうことは、>>続きを読む
まずスゴいのが、最初の数十分間ずーっと小料理屋〜小上がりの1Kだけで展開している点。周りの景色が一切映らないのに、そこが戦後の焼け野原であることが強烈に理解できる。これ、近年ワンシチュエーション的に映>>続きを読む
CUBEやSAWが生み出した、ゲーム感覚な「レンタルで見る専用の映画」のやつの最新版だと思う。とある脱出ゲームに招待された、関係のない5人の登場人物たちがヒドい目に遭います…。なんかわかんないけど、こ>>続きを読む
アメフト映画だけど、プレーというよりは私生活にフォーカスを絞って描いている感じ。とんとん拍子でプロになり、とんとん拍子で契約解除〜スーパーのバイト、そっからスーパーボールを目指すという物語。ザッカリー>>続きを読む
新人弁護士が言われなき罪で死刑判決を受けた黒人を助けようと奔走。差別野郎が今よりウヨウヨいた80年代のアラバマが舞台の法廷モノ。真新しいモノが特に見当たらないけど、意義しかないテーマ。ここで異議をひと>>続きを読む
ポスターや予告とは裏腹に、とても冷静な映画だった。それが良かった。派手なのはラストのダンスや「丸一日ベロベロ祭り」シーンくらいで、あとは淡々とデンマークしてる。一時期のアメリカでリメイクされたら冴えな>>続きを読む
結婚式前夜、飲んだ帰りに謎にマンホールに落ちてしまった男の狂気の一夜を描くワンシチュエーション映画。ハッキリとB級映画と分類できると思います。劇場ではヒットしないけど、TSUTAYAでなんとなく借りて>>続きを読む
「肉屋の夫婦がうぜぇヴィーガン殺して店で売ったら大繁盛」という発想が出てくる監督(しかも主演)の頭は過激派ヴィーガンよりヤバい気もするけど、まぁ笑っちゃいました。「批判」じゃなくて「バカにしてるだけ」>>続きを読む
とても清涼感のある映画で、主人公をはじめ出てくる学生さんも全員爽やかなんだけど、そのバックにそびえ立つ三浦友和・江口洋介という大巨人たちが、キャリア史上ってくらいダントツで爽やかで惚れた。小泉監督。『>>続きを読む
伊藤健太郎さんに阪本順治監督が当て書きしたということで、「やらかしちゃっても、ろくでなしでも、またやり直せばいい」みたいな映画だと思ってたから、結構衝撃のラスト。
キャストが素晴らしかった。前にやら>>続きを読む
「葉っぱは老いて枯れてしまうけど、赤や黄に美しく色づく」
工事現場アル中真顔男と、スーパー廃棄お持ち帰りクビ真顔女が出会い、恋をする。労働者、酒とタバコ、映画館、お家ディナー、大怪我、ワンコ。そうで>>続きを読む
揺れ動く江戸末期。農村で静かに暮らす腕のいい剣士が、流れ者の剣豪から「キミいいね、京の動乱に参戦しない?」と誘われ…という話なんだけど、この映画はそこから『七人の侍』的に派手な戦へ向かうことはせず。池>>続きを読む
墜落時の機内の描写、リアリティ的に過去イチだと思う。トラウマ級に怖かった。あと、20数人全員がガリッガリに痩せ細ってくのガチでやりすぎ。痩せるのだけは特殊メイクでできないよね?それとも痩せたシーンから>>続きを読む
うだつの上がらぬ貧乏な少年が、獅子舞に魅せられ、うだつ仲間と共に獅子舞大会を目指す。という、中国らしいピュアで王道なストーリー、と思いきや、ラストまじやられた。普通はA〜Cパターンのどれか1つしか選べ>>続きを読む