わだげんた

チェリーボーイズのわだげんたのレビュー・感想・評価

チェリーボーイズ(2018年製作の映画)
1.9
ノイローゼだな。青春ノイローゼ!

タイトル通り、童貞もの。しかも主役の三人組の年齢設定25歳だから、相当こじらせてます。

クンニ、ビーチク、カウパー。クンニが上京してから長らく集まってなかった三人組が、クンニが家庭の事情で戻ってきたのをきっかけに再びつるむことに。

三人とも未だ童貞。

「やろうと思えばいつでもできる」とうそぶくクンニに残りの二人は尊敬半分お笑い半分で接している。

クンニの気になる女、フェラ子。町中の輩どもをフェラで支配してきた彼女にどうやら惚れてしまったらしく。

けれども、百戦錬磨のフェラ子の方がなにもかにもが一枚も二枚も上手。

そんな彼女にアタックするために、ボンクラ三人組が立てた計画とは…!?

ってお話。

エロがテーマだけど、直接的なエロはそんなにありません。この程度でR-15なんだ、って感じ。

池田エライザが演じるフェラ子、サバサバ系であんまりビッチな感じではなく。まあ、そこがいいのかな?
男子四人対フェラ子のカラオケボックスでの早抜き対決は爆笑。曲一曲歌い終わる前に抜かれたら男子が負けのルールなんだけど、その時かかる曲が絶妙すぎて。ジャニーズのあの名曲!

この手の映画は国を問わず、ちょいちょい作られるけど、一部のモテモテ男子以外の男には永遠のテーマなんでしょうね。

ただAVを三人で観るシーンとかはさすがに25歳のリアクションでそりゃないでしょ! って感じでした(笑)

ああ。おかしくもかなしい物語でした。
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