小劇場で上映されるようなシュールな作品も楽しめる映画ファンと、ＳＭＡＰの解散騒動をテレビやネットニュースで見聞きしたことある人(つまり日本人全員？)なら絶対楽しめると思います。監督の異なる3つのオムニバスが一つの物語になるという作りが少し複雑なため、単純明快・勧善懲悪的な大衆作品を好む人には向かないかも。
第1話の稲垣回は、園監督が稲垣を使ってシュールな笑いに走り、第2話は山内監督が香取慎吾の内面やSMAP解散騒動にまつわるファンやスタッフの苦悩を嘘喰いという強烈なファンタジーでくるんだドキュメンタリー、第3話はガチな日本映画に太田光がチャレンジした作品(一番万人受けすると思う)、第4話はお祭りと伏線回収です。
