このレビューはネタバレを含みます
売春クラブの中で”普通”なリョウくん(松坂桃李)が、普通だからこそ売れっ子になり、セックスと女性の素晴らしさを知る話。
冒頭が高田馬場だったり学生証だったりで早大生やん、となり面白かった。
リョウくんはクラブパッションオーナーのしずかさんが好き。小さい頃お母さんが死んだから年配の女性が好き。
セックスシーンは気持ちよさそうに見えなくてAVっぽいなあ、と思った。家で見るときセックスシーンで音量下げるのが忙しかった。どの部分をCGで補ったり消したりしてるんだろう〜というのを探してしまう質。俳優さん達はすごいな。
いろんな気持ちよさ、感じ方を描いていて、あまり明るみにされない他人のそれを知ることができる、それがフィクションだとしても。いろんな気持ちよさがあっていいんだなと思えた。
ストーリーの進みというより、その描き方が最優先の映画だな。