こーひー

娼年のこーひーのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
2.0
松坂桃李の影のある演技がうまい

「性」を描いた映画はいくつも観てきたがこれは映像的にも心理的にもかなりダークだった。電気を消し、カーテンを閉じ、ベッドに倒れ込む。セックスはその暗さがゆえに視界の情報を遮断され、より想像を掻き立てられる。視覚以外の五感でエロチシズムを堪能する。その表現が見事だった。

しかし、性描写を丁寧に描きすぎて心理描写がおろそかになっている気がしたので両立できていればもっとよかった

あと西岡徳馬に何させとんねん笑
こーひー

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