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娼年のwahdeeのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
5.0
何回観ても観たりない作品です。松坂桃李演じる森中領。無気力な眼をした学生が、娼夫として女性のさまざまな欲望を目の当たりにしていくうちに、これぞ天職!とばかりに眼に生気が宿り、活き活きとした眼になっていきます。この眼の演技だけでもすごいのに、女性たちとの交わり方にも変化が見られます。作品の大部分が濡れ場シーンで確かに衝撃的ではありますが、桃李くんが言っていたように冒頭の15分位で慣れました(笑)
それに三浦監督がセックスエンターテイメントと仰っていたように、笑えるシーンも多く楽しめます。
でも何よりリョウくんの流す涙が美しい!幼い子供のように泣きじゃくったり、静かにはらはらと流す涙。どれもこれも綺麗です。既に4回鑑賞しましたが、まだまだ観に行く気まんまんです!
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