ぴな

娼年のぴなのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.7
舞台未見で悔しい思いをしたため、映画化と聞いて小躍りしながら待っていた作品。

改めて松坂桃李ってスゴいなと。
R15版はボカシいる??って感じだったけど。
女性達それぞれが独立した物語になっているのもいいし、ユキのシーンは切なかったなぁ。
要はマザコン的な部分を抱えているわけだけど、誰もが抱えている欲望や悩みと向き合い、受け入れていくリョウみたいな人はそうそういないでしょ、ともツッコミたい。

どうしても受け付けない設定が。
仕事とは言え、娘のSEXを見る母親、自分のSEXを見せる娘、の構図は無理すぎて、ちょっと・・・無理・・・

松坂桃李ファンには色んな意味でたまらない作品であることは間違いない。
そして、ほとんどの女性の心もザワつかせるであろうかと。
男性から観たらどうなんだろう??

もともと俳優として好きだった松坂桃李だけど、虎狼の血と娼年の振り幅でますますこれからの期待値が高まる。
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