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娼年のerieeのネタバレレビュー・内容・結末

娼年(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

松坂桃李がそこまで…すごい!

大学生の領。
性に対しても女に対しても面倒でどうでも良いと思う無気力な青年。
バイト先のバーに幼馴染のシンヤが連れて来た静香に出会い人生観が変わる。

静香はボーイズクラブパッションを経営。
領に耳の不自由な自分の娘サクラを相手に情熱のテストを受けさせた。
領は合格し、娼夫として働く。

お客の女性達の欲求は様々。
皆人知れず快感を求めている。
領は全てを受け入れられる自然体の普通の青年。
客受けも良く見る見るうちにVIP客向けの娼夫となる。

同じ年のシンヤとメグミに仕事の事を知られ汚いと罵られるが領は女性の奥深さとやり甲斐を感じているこの仕事を辞めようとは思わなかった。
諦めきれないメグミは領を金で買いお客として抱かれた。領は別世界の人になったことを実感したメグミだった。

領は亡くなった母と同年齢ほどの静香に恋をするが静香が明かした事実を知り娘サクラの身体を抱きながら静香と気持ちを通わす不思議な3人。

パッションは摘発された。
逮捕された静香が領に母の真実を手紙で伝えた。
静香とサクラと領は出逢う運命だったと…

サクラと共にパッションを再開する領の一年後の姿に自信と誇りを感じさせる。

客の中には様々な性癖を持つ人がいて、放尿快楽のインテリ女や高齢女性の空想快楽、年の差夫婦の性生活のお手伝いには大爆笑!

性の悩みは奥深く滑稽でもある。
一つ間違えばAV男優の松坂桃李の腰の動きに疲れを感じた。
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