このレビューはネタバレを含みます
本編の8割はベッドシーンであることにびっくりしたのが本音。
女なんてつまらない。
性行為なんて、順序の決まったただの行為だ。
女に関して冷め切ってるリョウ君だったが、
ある彼女に会って その気持ちが変わるキッカケが生まれる。
"娼年"となり、働くこと。
女には、
一人一人 いろいろな形の欲望がある。性癖がある。誰にも打ち明けられない秘密がある。
"女は歳を重ねることを罪のように感じるが
それが何故か、僕には分からなかった。"
容姿、年齢、欲。
客にペースを合わせ、心を開き
また、その欲を引き出す。
ただ、ごく普通な平凡な大学生。
どこか、寂しげな目に惹かれるものがある。
演出の仕方も、とても美しかった。
松坂桃李だから、リョウ君 を演じられたのではないのでしょうか。
素敵でした