フクイヒロシ

娼年のフクイヒロシのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.0
HIVについての知識が古過ぎてもはや犯罪的。



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俳優さんたちのがんばり虚しく。。

音楽もうるさい。

地名のローマ字も寒い。。英語への憧れ、、恥ずかしい。。



こんなに結構すごいことを断続的にやってんのに
内容が薄い感じがするのはなんでだろ〜。


結局、いろんな人の人生の表層をちょっとえぐって
「こんなんでましたけど〜」の連続だからかな。


やっぱ全員喋り過ぎなんだよな。。。


こんなにスルスル自分のこと話せるってことは自分のこと理解できてるってことだし
それを人に話せるって結構健康的なんだよな。


だからいくらそれぞれが重い話を話したところで
映画的な盛り上がりのために出てきた作り話にしか感じない。



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売春に没頭する松坂桃李を責める友人のセリフも浅い。。


この映画を見始める前まで観客が思っていたことを1時間半過ぎたあたりで言われても。。

もう観客はだいぶ先に行ってるから。


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松坂桃李の手握りながら話を聞くだけでイッちゃう江波杏子は素晴らしい。
76歳ですよ!


出番は3分くらいだけどこの人物の人生をバババーッと描いてくれる。
これだよ、演技って。

これが遺作!
76歳でこの演技!



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それにしても
売春やって大人の女性といっぱいセックスして
「女性の素晴らしさを知った!」って
大丈夫ですか。。。



『愛の渦』はあんなにも素晴らしかったのになぁ!!