yukako

娼年のyukakoのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.5
両親からの愛情を不確か育った友人や、男に走った母親を持ちながら、母親を憎みきれずにいるようなコンプレックスみたいなものを持っている知人が皆揃って絶賛している映画。セックスをしてお金をもらうという行為は、自分の商品価値を目で見て安心したいっていうのもあるんだろうな。けれどそれによって欠けている愛が満たされることはないんだよね。それとも与えることによって与えられる喜びを見出しているのか。わたしは恵まれた家庭に生まれた人間なので、彼らの人生について断言したり、口出したりはしたくない。しかしそうやってしか生きていけない人達を許容する社会の一目線でありたい。
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